子どもが突然、お手伝いをし始める瞬間

1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
日常生活の中から「気づき」をお届け
子育て講座スタッフのRyokoです。

お子さんに
お手伝いの習慣はありますか?
何歳からさせていますか?

家事と一言でいっても

★洗濯
★掃除
★料理
★庭の草取り

など
細分化するともっとありますよね!

これを母親一人でやるのは大変です。
「母親がやるものだ」
と何となく定義されているのも
おかしな話で。

今日は
【子どもが突然、お手伝いをし始める瞬間】
というお話です。

ある日
「ママ、玄関の水洗いしていい?」
と我が息子が突然言い。

今まで掃き掃除しかしたことがなく
どうして水洗いが思いついたのか。

雨が降っていたからか?
いや、降っていたのか?

ただ

一つ言えることは
「掃除だと思っていない」
ということ。

明らかに
玄関を水浸しにしてみたい
という様子に見え。

とはいえ

水浸しにしっぱなしではいけないと
息子は自覚していたので
デッキブラシデでゴシゴシと
汚れを落としていました。

と、そこまでは良かったのですが

終わりですか?
これではいつまでたっても
乾かないですよ。
また、汚れてしまいますよ。

そう

拭いておらず。

掃除の仕方は
家庭によって様々ですが
水洗いしたら拭き取ってほしく。

「どうやって?」
と聞く息子。

教室の雑巾がけのように
雑巾で拭くんだよと教え。

すると

雑巾が玄関に置きっぱなしに。

おいおい

洗って干すんだよと教え。

「どこに干すの?」
と聞く息子。

フェンスに掛けてねと教え。

「こんなこと教えなくてもわかるでしょ?」
と思ってしまうことでも
子どもにとってはわからないのです。

そして

小学生低学年であればなおさら
「母親の期待に応えたい」
という思いがあるので
指示された通りに動きたいのです。

「ちっともお手伝いをしない」
「お手伝いを嫌がる」

というのは
やり方がわからなかったり
「そんなこともわからないの?」
という親の思いがあったり
何かしら要因があります。

お手伝いのポイントは
「させられている」
という気持ちを持たせないこと。

意識的に物事に取り組むことは
「越えなければならない山」
が見えます。

ちょっと大袈裟な言い方ですが
「やらねば」という負担が掛かります。

それが

今回の玄関の水洗いのように
遊び感覚から入ると
「やらねば」という意識がなく

「理由はないけどやってみたいから」
という無意識に近い感覚になり
気づいたらキレイになっていた
という結果になります。

小学生の低学年のうちに
この無意識に近い感覚で
お手伝いができると
当たり前のこととして捉え

「面倒くさい」
「暇だなぁ」

という言葉が減り
子ども自身で考えて
行動できることが増えます。

「暇だなぁ」
は言いますよ、息子も(汗)。

ただ

同じくらい

「あっ、そうだ!」

と何かひらめいて
工作をしたり
イラストを描いたりします。


お手伝いは
子どもの自主性に繋がる

させない
意識させない
遊び感覚で
サポートする

「やらせて!」
と言われたら
迷わずやってもらいましょう!

お読みいただき
ありがとうございます♪