無気力な子どもにならないために意識すること

1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
日常生活の中から「気づき」をお届け
子育て講座認定講師の吉村です。

皆さんは
自分に自信がありますか?

先日、テレビを見ていたら

「はい」と答える日本人は
半分以下だそうです。

対して

西洋人の殆どの人は
自分に自信があるそうです。

何か特別な技術でも
資格でも持っているからではなく
自分が好きなのです。

いわゆる

自己肯定感に関わってくるのですが

社会人となり自分で決断しなければ
ならない機会に直面した時に
自己肯定感の高低差は
その後の人生に大きく影響します。

では

どうしたら
自己肯定感を高められるのか?

家庭の中でできる
簡単な方法があります。

それは


お手伝い

です。

子どもの社会参画を支援する
NPO法人コヂカラ・ニッポンの
林田香織理事は

「親に余裕がなくなっている現代の日本では
子どもの出番は意識しないとつくることが
できない」

と言っています。

子どもに手伝ってもらいたいけれど

余計、手間がかかる
見ているとハラハラする
自分でやってしまった方が早い

という思いは
子どもの出番を奪ってしまっています。

そうすると

子どもは手伝わなくて良く
ラッキーと思っているのでは

というのは大きな間違いで
家庭での存在価値を見出せなくなり
何がしたいのかわからない
無気力状態を引き起こしかねません。

人が「幸せ」と感じるのは
どんな時だと思われますか?

自分の好きな事をしている時?

それよりも


自分のしたことで
相手が喜んでくれた時

なのです。

自分の好きな事をしているのに
心が満たされないのは
与える相手がいないからです。

相手がいて初めて
「幸せ」が成立するのです。

でも

お手伝いを嫌がるよ...

という声も聞こえてきそうですが
嫌がりますよね(笑)。

強制的にやらせると逆効果。

ただ

家庭内ルールを決めて
一つは役割を与えてみてください。

子どもは一番身近なお母さんのことを
よく見ています。

「お母さんが大変だなぁ」
と子どもが感じた時に

「お母さんを助けてあげたい」
とやれることがお手伝いなのです。

お手伝いをしたことがなければ
どうやってお母さんを助けて
あげたらいいのかわかりません。

家庭の中で役立っている

その思いが自己肯定感に繋がり
社会へ出て壁にぶつかっても
越えていけますよ。

先日は、洗濯物を畳んでくれた
我が息子。

畳み方は大目に見てね。

お読みいただき
ありがとうございます♪