やる気スイッチの見つけ方

1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
小学生家庭教育の学校が
日常生活の中から
「気づき」をお届けします♪

親としては心配して言ったことが
子どもにとっては攻撃的に感じられる
一言があります。

何だと思われますか?

それは

「宿題やったの?」
「歯磨きしたの?」
「明日の準備はしたの?」

などと
「正直に答えて」
と誘導する一言です。

言われた子どもは
なんと答えますか?


今やろうと思ったのに!

と答えられたら
「本当にやろうとしたの?」
と疑ってしまいませんか?

この状態はから
やる気スイッチオンには
できません。

否定から入ると
人は動きたなくなります。

では

どうしたらやる気スイッチが
入るのでしょうか?

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~勉強編~

例えば宿題に関して

「まだやらないの?」
「もう寝る時間になるよ!」

などとせかすと逆効果。

そこで

「19時から宿題をやろうか?」
「算数のプリントからやる?」

などと具体的に提案します。
提案されたことに対して
子どもが考え決定します。

やり始めたけれど
集中してできない時は

「さっさとやって終わらせたら?」
「なんで集中してできないの?」

と問いつめるのではなく
集中できない原因を探ります。

ある問題で止まっているかもしれません。
問題の量の多さで解く前に
途方に暮れているかもしれません。

そんな時は

「考えているんだね」
「まずはここまでやってみようか」

と集中できる環境づくりをします。

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~身の回り編~

靴や服が脱ぎっぱなし
ということはありませんか?

「靴は揃えて!」
「脱いだら洗濯カゴに入れて!」

と注意したいところですが

「靴が揃っているとキレイだね」
「洗濯カゴに入れるとスッキリするね」

などと前向きな言葉をかけることで
やる気を引き出すという研究結果が
出ているそうです。

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~お手伝い編~

「お手伝い」と聞くと
「面倒くさい」というイメージが
あるかもしれませんが

お手伝いこそが
やる気スイッチオンに
しやすいのです!

「それくらいやってよ!」
「これも手伝ってよ!」

ではなく

「お店のようにキレイに畳めるね!」
「すっごく丁寧に洗ってくれて
気持ちいいね!」

など
あなたがやってくれたお陰で
助かったという気持ちを伝えることで
自分の存在価値を見出だせます。

気持ちが乗らない時は
「一緒にやろう」
と声をかけることで
一人でやることへの負担が減り
案外やってくれたりします。

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全てやり通すことが重要ではなく

「自分はどこまでできるのか」
「いつやるのか」

を子ども自身が考えて行動することで
やる気スイッチが見つかるのです。

お子さんのやる気スイッチは
ありますか?

お読みいただき
ありがとうございます♪