お手伝いはさせない!というススメ

1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
日常生活の中から「気づき」をお届け
子育て講座卒業生のRyokoです。

お子さんにお手伝いを
させていますか?

我が息子の場合

★食後のテーブル拭き
★食後の食器洗い(または拭く)
★ペットのハムスターのお世話
★休日の洗濯干し

がお手伝い必須項目です。

(実は、もう一つあるのですが
本人の頭から離れています)

少なく思えるかもしれませんが
登校前の身支度など
自分の事ができるようになり
母としてはとても助かっています。

お手伝いをしてくれると
とっても助かりますね。

と言いながら

今日は
【お手伝いはさせない!というススメ】
というお話です。

昨夜の出来事でした。

お小遣いの支給を
毎週末から月末に変更したいと
息子から申し出たにも関わらず

「やっぱ土曜日にして」
と言う息子。

どうしてか聞くと
「ヘッドホンがほしいから」
とのこと。

これは息子ならではの特性か
周りの音がうるさく
聞こえてきたのか...
ということも
考えられますが

「自分で決めた事は
変えない方がいいな」
と伝えれば

納得するわけはなく
「えぇ〜、ヘッドホン買いたいから!」
と機嫌が悪くなり。

「お仕事のお給料は
早くもらえないんだよ」
「買いたい物があれば
お金が貯まってから
買うものだよ」
と途中、折れそうになりながらも
母の粘り勝ち。

「わかった」
と夕食時のお小遣い討論会は
幕を閉じました。

その後

息子が驚くべき一言を
発しました。

それは


ママ、トイレ掃除したい!

えっ、今からですか?
夜にですか?

以前にも同じ事を言い
それも、お風呂から出てからが
いいみたいで

「お風呂に入る前がいいと思うよ」
と、お願いしました。

お小遣いを増やすためでしょうが
「どうやってやればいいの?」
と聞くので適当ではなく

しゃがんで溝を見ながら
ブラシで洗う姿が真剣で
ただただ感心。

一向に終わらなさそうなので
「ありがとう。とっても助かったよ」
と感謝すると
また驚くべき一言を発し。

それは


ママを楽させたいなぁ〜
どうしたらママが楽になるかなぁ?

えぇ〜!!
学校で縄跳びをやって
疲れたぁ〜と連発していたのに!?

息子の中に
別人の息子が同居しているような
たまにそんな感覚を覚えます。

これも特性か!?

お手伝いは自分のことではなく
家庭や学校で一緒に過ごす人が
過ごしやすくなること。

お小遣いのために
お手伝いを始めるのは
導入編。

それでいいのです
息子も同じくです。

誰に言われるのでもなく
自ら気づき行動することが
応用編。

じゃあ

応用編ができるには
どうすればいいのか?

簡単です

導入編から始めるのです。

「気づいてくれない!」
とイライラしてしまいがちですが
子どもは気づかないのではなく
わからないのです。

お手伝いの習慣化が基本編。

となれば

勉強と同じく
自ら考えてやることが応用編。

基本編から応用編へ進むために
お手伝いはさせない。

オススメです。

ちなみに

「どうしてママを楽させたいの?」
と息子に聞くと

「家族だから」
とのこと。

子育て講座の
「承認の5段階」
を理解して実践すると
応用編に進めますよ。

お読みいただき
ありがとうございます♪