親の監修で子どものイライラをなくす

1話1分で読める!
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小学生家庭教育の学校が
日常生活の中から
「気づき」をお届けします♪

「寝る子は育つ」

といいますが

学校が終われば
習い事や塾に通い

帰宅してから
学校の宿題をやるなら
就寝時間は22時過ぎ。

お子さんの睡眠時間は
何時間ですか?

そもそも

どうして睡眠時間が
話題になるのでしょうか?

まず

寝ている間に
起きていた時の出来事が
脳の中で整理されます。

特に

辛い感情が和らぐため
睡眠には「癒し」の効果がある
とジョージワシントン大学
臨床神経心理学者
ウィリアム・スティクスラッド教授は
述べています。

十分な睡眠がとれ
辛い感情が和らげば
翌朝はスッキリ起きられるのです。

では

子どもの理想的な睡眠は
何時間なのでしょうか?

小学生にあたる
6〜13歳は9〜11時間である
とアメリカ国立睡眠団体は
述べています。

日本の子どもたちは
睡眠時間が短いと
いわれています。

習い事や塾などで
寝る時間が遅くなってしまう場合
何に気をつければいいのでしょうか?

布団に入り
眠りやすくするには
お風呂に入る時間を
寝る90分前に設定します。

「深部体温」という
体の内部の温度が下がると
人は眠りやすくなる
とスタンフォード大学の
精神医学者である
西野精治教授は述べています。

それから

食事は寝る3時間前までに
すませます。

食事をしてから
胃腸の働きが落ち着くのに
約3時間かかるからです。

就寝前だけでなく
朝起きた時もポイントが
あります。

朝日を浴びることです。

「メラトニン」という
睡眠ホルモンの分泌が
朝の光で抑えられるからです。

逆に夜の暗い所では
メラトニンの分泌が高まり
眠りやすくなります。

メラトニンに関して
電子機器のブルーライトで
メラトニンが分泌されにくく
なります。

寝る1時間前には
電子機器を見ないように
しましょう。

「寝だめ」

という言葉がありますが
休日に平日とれなかった分の
睡眠時間をとることは
イライラを引き起こして
しまいます。

全国の中学生を対象に
平日と休日の起床時間について
文部科学省が調査したところ
2時間以上ずれると
イライラしやすいことが
わかったそうです。

睡眠時間も大事ですが
「質」にも気をつけたいですね。

お子さんの睡眠状況は
どんな感じですか?

また

睡眠について
困っていることは
ありますか?

参考までに
お聞かせくださいね(^^)