意外に短い!?子どもが集中できる時間を知るススメ

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家庭は子どもの自立サポーター
日常生活の中から「気づき」をお届け
子育て講座認定講師の吉村です。

小学校の夏休みは
1ヵ月きりましたね。

宿題は進んでいますか?

子どもの頃
よくこんなことを
言われませんでしたか?

「朝の涼しい時間帯に
宿題をしよう」

と。

今年は例年のような
暑さではないため
寝苦しさで起きてしまうことは
ないのですが。

それでも朝から暑いですからね。
30年前、40年前と比べて
気候も変化しています。

さて

なぜ集中できないのか?
なぜできないのか?

宿題が進まない原因の一つに
机の上や周りに誘惑がある
ということが考えられます。

それからもう一つ。
今回の本題なのですが


集中力は永遠に続かない

からです。

では

子どもが集中できる時間て
どのくらいだと思われますか?

➀30分
➁45分
➂60分

正解は...


15分ほど

です。

選択肢の中に
ないじゃないですか!?

はい、なかったですね(汗)。

もっと厳密に言うなら

小学校低学年の場合は
年齢プラス1分

小学校高学年の場合が
15分ほど

といわれています。

となると

小学3年生の8歳の場合
8+1=9分
ということになります。

「短っ!」

と思われませんでしたか?

そうなのです
結構、思った以上に
集中できる時間が短いのです。

「こんな短時間で進めないよ」

と思われませんでしたか?

長時間集中できないので
小分けして進めていきます。

例えば
小学3年生の8歳の場合

「8分✕2セット」として
間に休憩を挟みます。

イタリア出身のコンサルタント
フランチェスコ・シリロ氏によると

25分の作業に対して
5分の休憩

が人間にとって最大限の生産性と
効率性を引き出せるベストバランス
といっています。

これは大人バージョンですが
一気に宿題をやってしまうより
休憩を取り入れ頭を休めることで
集中して効率よく進められるのです。

集中力が切れているのに
「集中してやって!」
と言っても無理な話だったのですね。

では

集中できる時間がわかったところで
取り組む前にやってほしいことが
あります。

それは


儀式

です。

何だか儀式と聞くと
重々しい感じがしますが(笑)。

いわば

「これから宿題をしますよ」

と自分に言い聞かせる
心の準備のことです。

オリンピック選手はよく
試合の前に胸に手を当てたり
身に着けているネックレスを握ったり
集中力を高めるために
決まった動作をします。

これは心理学的にも効果があることが
明らかになっているそうです。

子どもの勉強にも活用でき

机を拭く
机の上に鉛筆と消しゴムを右上に置く
「よしやるぞ」と宣言する

など毎日続けられる儀式を
考えてみてください。

毎日同じ動作をすることで体が覚え
自然と集中のスイッチが入るようにします。

何事も大きな変化を起こさなくても
毎日続けられることを取り入れることで
ブレない姿勢を身に付けさせます。

まずは集中できる時間を
見直してみませんか?

お読みいただき
ありがとうございます♪