チャレンジできないのには訳がある!CSPゾーンのバランス

1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
日常生活の中から「気づき」をお届け
子育て講座認定講師の吉村です。

今回は
先週、山口県で受講してきた
研修報告を記します。

そもそも

何をしてきたのか?
といいますと

「徳地アドベンチャー教育プログラム」
の体験を通して
その教育効果を体感するとともに
理念や手法を理解する。

※開催要項引用

というものです。

わかりやすく言うと


体験学習サイクルを
実際に体験

してきました。

「体験学習サイクル」
とは字のごとく
体験から学ぶことです。

例を出した方が
わかりやすいので
体験してきた一部を
ご紹介します。

6人の参加者同士が
打ち解けた2日目
メインの野外活動がありました。

3つのアトラクションがあり
そのうちの一つは二人一組で
行うもの。

2つのアトラクションを
選ぶのですが
迷わず二人一組のものは
避けました。

なぜなら

「自分が失敗して
相手の足を引っ張りたくない」

と自信がなかったからです。

想像してみてください。
電柱の綱渡りを。

実際には
そこまで高くありませんが
明らかにできないと思ったのです。

これは

CSPゾーンの
Pゾーンに当てはまります。

つまり

パニックゾーンです。

ちょっと勇気を出せば
チャレンジできる
Sゾーンである
ストレッチゾーンには
当てはまらなかったのです。

そして

もう一つ

命綱を託される役目は
一度もやりませんでした。

何度かやるチャンスは
あったのですが
責任が重大すぎて
命綱を託された役目の人を
支える側に回りました。

それから

アトラクションをやる順番は
4人中、3番目を選びました。

自分より先に行う人の様子を見て
「どうやればいいのか」
と気持ちを落ち着かせるためにです。

そこで思ったのです。


体験学習サイクルを
2周くらいして
次はどうすればいいのかと
前進することもある

と。

もっとわかりやすくいうなら
何でもすぐチャレンジできる
ものでもないと。

子どもは柔軟性があって
何でもチャレンジできそうな
気がしてしまい

「やってみたら」
と、すぐ勧めがちになり

「できない」
「やりたくない」
と言われると

「どうして?」
とチャレンジしないことに
不満に感じてしまいませんか?

今回の体験で
「できない気持ち」
が、よ〜くわかりました。

自ら「やってみよう!」という
気持ちが湧き起ってこそ
一歩前進できるのです。

無理矢理にでは
PゾーンからSゾーンに
移ることはありません。

子どものCSPゾーンを知ると
親のもどかしい気持ちが
解消されますよ。

ちなみに

アトラクションは
何をやったのかといいますと

丸太渡りと
バンジージャンプです。

バンジージャンプは
もう一度やりたいなぁ〜。
触りたかったなぁ〜。
(↑あるモノを目がけて飛んだのです)

お読みいただき
ありがとうございます♪