勉強嫌いな息子が「楽しい♪」と言った訳
1話3分で読める!
子育てのイライラをふわっと手放す
日常生活の中から「気づき」をお届け
小学生家庭教育の学校
受講生のRyokoです。
小学3年生の我が息子は
学校が嫌いです。
何が嫌いって
勉強が嫌い。
「1時間目で帰りたい」
というほど(汗)。
「勉強がわかるようになると
嬉しくならない?」
と聞いても
「嬉しくない」
と素っ気ない返事。
チ―ン☆
それでも登校するので
良しとしています。
昨日の出来事でした。
朝は声を掛ければ
起きてくるのですが
何だか機嫌が悪い。
休み明けの月曜日でもないのに
「あぁ!もう!」
とちょっとしたことが
気に入らない。
朝食に薄焼き玉子を焼くのですが
小さな穴が空いただけで
「これイヤだ!」
と言う。
ハイハイ
困ったねぇ~
「今日、学校行かない」
「心電図検査の日だよ」
「じゃあ、行く」
真面目だね。
「今日は家でお留守番する」
「いいけど、宿題はやってね」
「えぇ~、遊びたいのに」
親としては
ついつい気になりますね
宿題のことが(笑)。
それでも
登校時には機嫌が直っていました。
今日は
【勉強嫌いな息子が「楽しい♪」と言った訳】
というお話です。
長い前置きの続きです。
仕事が終わり帰宅すると
「今日は残念なことがあった...」
と報告する息子。
何かと聞くと
算数のプリント4枚できず
パソコンが見られなかったと。
支援級で受けている算数は
個別指導のため
自分の番が終わると
待ち時間ができるのです。
その待ち時間に
パソコンを見たり
図鑑を見たり
いわば自由時間。
「○○君は見れたのに!」
とかなりご立腹。
泣きはしませんでしたが
かな~り納得いかない様子で。
う~ん
先生の人数が限られ
パソコンに面倒をみてもらうのは
わかるけど
隣でパソコン見られたら
見たくなるよね。
息子に同調しながら
とにかく話を聞き
ヨシヨシと背中をさすり。
時間にして10分くらいでしょうか。
そろそろ夕食の支度もしたく
「今日は、とっても好きなおかずだよ!」
と場の空気を変え
「お腹いっぱい!」
というくらい元気に食べ
夜の自由時間となったのでした。
「パソコン見たい」
と言うのでもちろんOK。
なぜか「電気うなぎ」にハマっていて
イラストをダウンロードして印刷。
(全て自分でやってもらいます)
そして
「自主勉プリントやる」
と進んで言い
「全部やったら先生驚くかな」
と本当に8枚全部やり。
途中
「青」という漢字が書けず
「辞書で調べる」
と国語辞典を持ってきて。
漢字がわからず
国語辞典を引いて書くなんて
今までなかったのに
と驚き!
いや、驚くのはまだ早く
「電気うなぎ」載ってるかな?
「しらさぎ」調べよ
「タガメ」も!
「ツチノコ」も!
「特急はくたか」も!
小学生用の辞書ではないので
小さ~い字にも関わらず
一生懸命、辞書を引く息子。
どうした急に!?
「『で』てあるのかな?」
「先生は『前、後ろ?』て聞いてた」
「『でんき』はあったよ。うなぎ...」
「あった!」
へえ~
「電気うなぎ」って載ってるんだね!
5つの言葉を引くのに
15分くらいかかりました。
結構、大変だと思います
50音の前後を確かめながら
探すのが。
/
楽し~い♪
\
探すのは息子
説明文を読むのは母
聞いた息子はさらに興味が増し
「次は...」
と息子が言ったので
ドクターストップならぬ
マザーストップ!
「そろそろ寝たい...」
母の方が根負け(笑)。
「続きは明日やろ~♪」
と言って20時30分に
就寝したのでした。
ちなみに
今朝は登校時間まで
とってもご機嫌でした。
今回のポイントは
/
一日10分の親子の会話で
子どものやる気が出る
\
ということです。
実は
息子が3歳くらいの時だったか
あまりのこだわりの強さに
電話相談したことがありました。
その時のアドバイスが
「夕食の支度の手を止め
お子さんを抱っこしてあげて」
ということでした。
忙しい時間帯ですよね
夕方は。
作ってくれる人がいなければ
夕食の支度をしないとで。
ただ
毎日10分の抱っこで
息子が落ち着いてきたのです。
そこで気をつけなければ
ならないのが
/
子どもが求めている時
\
でなければ意味がなく。
親の都合で動いてしまうと
「やってあげてる」
となってしまうからです。
子どもは
気持ちが満たされれば変わります。
(正確には本来の姿になります)
たった10分でいいのです。
忙しい時間帯でも手を止めれば
きっと子どもから予想もしない
倍返しがきます!
子どもの
「勉強楽し~い♪」
という姿を見られるか
「勉強嫌い...」
という姿を見続けるか
選ぶのはあなた次第です!
何だか楽しい夜だったなぁ〜♪
お読みいただき
ありがとうございます♪