子育てのストレスは読み聞かせで緩和する

1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
日常生活の中から「気づき」をお届け
子育て講座認定講師の吉村です。

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読み聞かせ
賢くなると
張り切るが
イライラに負け
実行できず

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絵本の読み聞かせは
子どもの脳を活性化させ
想像力を育む。

赤ちゃんは色の識別が
確立されていないため
赤と黒が用いられ

おもちゃのような感覚で
仕掛けがある絵本など

書店へ行くと興味を引く絵本が
たくさんあります。

小学校へ入学すると
絵本から「お話」へ移行する方も
いらっしゃるかと思います。

しかし

小学校から宿題が出て
時間がとられると
就寝前に読み聞かせをする
余裕がないということが
起こりえますよね。

ただ

もったいないのです
止めてしまうのは。

なぜなら

読み聞かせをすることで


心の脳を育む

からです。

「心の脳」とは何なのか。

嬉しい
楽しい
悲しい
怖い

など

感情や意欲、本能に関係する
脳の深部にある大脳辺縁系であると
日本大学大学院の認知神経科学者であった
泰羅雅登教授はいっています。

この心の脳が育まれると何がいいのか?

脳が様々な感情を感じ取り

「やってみよう!」
「これはいけないことだ」

と自ら行動したり
判断することができるように
なるのです。

親が

「これやってみたら?」
「何やってるの!」

と言わなくても済む
ということですね。

そう考えると
子どもの自立にも繋がっています。

「読み聞かせをしても反応がなくて...」

という場合は
子どもがそのお話を聞いて
まだ面白みを感じない時期
ということが考えられます。

なので

止めてしまうのではなく
時期を遅らせて読んでみると
子どもに受け入れられることもあります。

高度な本を早い時期に読み聞かせれば
いいというものでもなく

子どもが興味を持った時が
適正期といえます。

小学2年生の時は無反応でも
小学4年生になったら反応がある
ということは珍しくありません。

なぜなら

語彙力が増え
視野が広がり
お話の内容が理解しやすい
年齢になったからです。

そうなると

ただ読み聞かせるだけではなく

「聞いてみてどこか面白い所はあった?」
「自分だったらどんな行動をする?」

と問いかけることができます。

子どもは問いかけに対して考え
答えることで自分の意思表示をする
練習にもなります。

「小学生になってから
子どもに対してイライラが増して...」

という方に
実は読み聞かせは効果的なのです。

脳科学者である
川島隆太教授の調査によると

読み聞かせの時間が長いほど
母親の子育てのストレスが低くなる

ということもわかっているそうです。

何だかいいこと尽くめの読み聞かせ。
明日から取り入れてみては如何でしょうか?

お読みいただき
ありがとうございます♪

※画像のお話は2巡目です。