子どものイライラの感情をコントロールする方法

1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
日常生活の中から「気づき」をお届け
子育て講座認定講師の吉村です。

最近、よく
30年前、40年前の教育と
今の教育は違うと
お伝えしていますが

教育学だけでなく
心理学も変わってきています。

昭和の時代は
近所の人が注意をしたら受け入れ
秘密基地のような遊び場があり
親に干渉されることが
少なかったかと思うのですが

今はどうでしょうか?

地域との繋がりが薄く
遊び場は整備され
親の監視のもと遊ぶという
「制限された世界」
の中で生きています。

となると

問題になるのは


感情のコントロール

です。

制限されていないから

嬉しい
恥ずかしい
悲しい
悔しい

などの感情が湧き起こり
子どもたち同士でぶつかり合い
仲直りの方法を学んでいったのが

制限されている現代は

予期せぬ出来事が起こりにくく
いざ喧嘩をした時に
自分の感情をぶつけるだけで

どうやって謝ればいいのか
どうやって仲直りすればいいのか
わからないのです。

感情のコントロールは
コミュニケーションには
欠かせません。

人は一人では生きていけません。

一人で暮らしていける
収入があったとしても
誰かしらと接します。

そんな時に
コミュニケーションは必須です。

では

現代っ子にどうやって
感情をコントロールさせるか?

それは


子どもの気持ちを尊重すること

です。

児童心理学者
ハイム・G・ギノット博士は

「子どもたちは肯定的な気持ちになれば
肯定的に行動する」

といっています。

まずは
子どもの話を聞いてあげることです。

子どもの目を見て聞いていますか?
適当に「そうなんだ」と言っていませんか?

1日5分でもいいのです。
子どもの話を集中して
聞いてあげてください。

そして

「へぇ〜」
「なるほど」

と口に出して共感することで
子ども自身で振り返りができ
どうすべきか考えるようになります。

感情のコントロールができると
人間関係が良くなるだけではなく

勉強面や社会人になった時に
実力を発揮しやすくなりますよ。

お読みいただき
ありがとうございます♪

※画像は庭園を眺め、土遊びをする息子。
「無」になることで頭の中がスッキリ☆