口出ししようか迷った時の判断基準は「いいあした」

1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
日常生活の中から「気づき」をお届け
子育て講座認定講師の吉村です。

子どもの思春期というと
ざっくり中学生の時期ですが

小学生にも
心の発達があります。

自我が芽生え
周りと自分を客観視でき

親の言うことは絶対だったのが
自分の意思を持つことで
反抗的になり

小学校生活の6年間で
目覚ましい心の成長をします。

そこで

親として戸惑う第一段階が
小学4年生頃でしょうか。

仲間と一緒に行動する
ギャングエイジと呼ばれる時期。

その時期に
親の言うことは絶対だった時の
声掛けを子どもにすると

まず反発してくるでしょう。


あれこれ言われたくない!

親としては心配して言うのですが
あれこれ言うなとなると
何も言わない方が反発してこず
いいのですが...

かといって言わずにはいられない。

その判断基準は
あるのでしょうか?

あるのです。

それは


いいあした

なのです。

一生懸命取り組むの「い」

今ここで起こっていることに
着目する「い」

体と心の安心安全の「あ」

正直に話す「し」

楽しむ気持ちを持って
取り組む「た」

この判断基準があれば
子どもが反抗的な態度であっても

何を口出しすべきか
何を口出しする必要がないか

がわかってきます。

ただ

何を口出しするのかは
それぞれの家庭によって違います。

子育てに対するブレない軸が
家庭によって違うからです。

ちなみに

我が息子の場合は
話しだして「やっぱいい」と
話すことが面倒になった時は

「最後まで話して」

と途中で止めさせません。

これは息子の困りごとがあった時にも
話してくれるようにするためです。

息子は小学4年生なのですが
「面倒くさい」とよく言います。

今まで特別不思議に思わず
やってきた事に対して
より客観的に捉えられるようになった結果
「面倒くさい」という言葉に表れているのでしょう。

ちなみに

態度の変化でいえば
一人時間を持ちたくなり始めました。

我が家では夕食後
30分間の自由時間があります。

その後、宿題をやるのですが
終えるまで一人にさせてと
息子が言います。

実際、一人で宿題をやるのですが
母としては見守り体勢。

3年生までの「そばにいて」から
良い意味で離れています。

「いいあした」の
安心安全を守れることが
最も重要な項目かもしれません。

いい明日を迎えたいですね。

お読みいただき
ありがとうございます♪


※画像は3年前の1年生の時。
親の言うことは絶対!と
受け入れる表情をしていますね(笑)。