忘れ物をしないためには完璧にしない

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家庭は子どもの自立サポーター
日常生活の中から「気づき」をお届け
子育て講座認定講師の吉村です。

忘れ物はする方ですか?

ハンカチを忘れた
財布を忘れた

また

鍵を置き忘れた
スマホを置き忘れた

など思い当たることは
ありませんか?

何度も繰り返す人は繰り返し
全くしない人は全くせず。

忘れ物が多い人は


適した対策をしていない

からです。

今回は発達障害の子に
焦点を当てて言うと

忘れ物は多いでしょう。

家から持っていく物
学校から持ち帰る物

例えば

リコーダーを持っていき忘れた

国語の教科書を持ち帰り忘れて
宿題の音読ができなかったなど。
(子どもにとってはラッキー!?)

どうして教科書を持ち帰らないのか
親としては不思議でしかないのですが

子どもにとっては
わざとでないのです。
頭から抜けているのです。

というのも

情報の取捨選択をする
ワーキングメモリが弱いためです。

働きが弱いのなら
鍛えたいところですが
その前にやる事があります。

それは


支援して忘れ物をしないこと

です。

鍛えて成果が出るには
一定の期間を要します。

その成果を待っているよりは
一緒に準備をして習慣づけた方が

「今日も忘れ物をして注意された...」

と自己肯定感が下がるより
いいと思うのです。

「持ち物の準備は一人でやるべき」
という概念から離れて
特性に合わせた支援から始めれば
毎日、口うるさく言う必要が
なくなります。

子どもにとっても
注意される回数が減り
自己肯定感の下がりを
加速させずに済みます。

親子双方メリットですね。

「忘れないぞ!」
と念じるより対策をしてみては
いかがでしょうか?

ちなみに

今朝、我が息子は
慌てて学校に行く水筒を
準備していました。

今までは母がやっていたのですが
徐々に息子がやる事を増やし。

とはいえ

名札をつけ忘れ(汗)。

何か一つ自分で気づいてできれば
良しとした母なのでした。

お読みいただき
ありがとうございます♪

※画像は息子が夢中になっている
イラストです。
子どもが思う完璧と、大人が思う完璧は
異なりますね。