実はスゴかった!観察日記で得られる能力

1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
日常生活の中から「気づき」をお届け
子育て講座認定講師の吉村です。

現在の教育において
教えられたことを
そのまま覚えるだけでなく

自ら問題提起し
解決策へ導く力も
求められています。

SDGs(持続可能な開発目標)が
教育に取り入れられたり
自ら考えて行動できるかが
現在の教育のポイントです。

その

自ら考えて行動する前に
考える物事に気づく必要があります。

物事を出来事として
通り過ぎるのではなく
目に留まらなければならない。

シャーロック・ホームズのセリフに

「君は見ている、だが観察はしていない。
見るのと観察するのは大きな違いなんだ」

という言葉があります。

物事を注意深く観察する姿勢が
並みはずれた推理力を
発揮していたのです。

実は

この鋭い観察眼を
子どもは生まれながらにして
備わっているのです。

しかし

教育の場において
課題が与えられ
それに対する答える方法により
鋭い観察眼が鈍ってしまったのでは
といわれています。

そもそも

観察眼が備わっていると
何が良いのかというと


新しい気づきを得る

ことができるのです。

では

観察眼を磨くには
どうすればいいのか?

4つの方法があります。

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①一日の出来事を詳しく聞く

夕食時など、リラックスした時間に
一日のうちで起きた出来事を
子どもに聞いてみます。

子どもは言葉で表現することで
当たり前な出来事としてではなく
微妙な変化に意識が向くようになります。

その時、ただ聞くだけではなく
「なんでだろうね?」
と疑問を促がすことで

「どうしてだろう」
「知りたい」
と観察する意欲が
湧いてくるのです。

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②外に出る

自然の中には
たくさんの刺激があります。

遠くに行かなくても
行き慣れた場所でも
自然は日々、変化しているため
同じ場所に行くのも方法です。

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③ボードゲームで遊ぶ

雨の日や暑い日など
外に出られない日もあります。
そんな日はボードゲームで遊ぶ
という方法があります。

どうやったら勝てるのか
自分の立場をつかみ
ゲーム全体を見渡すようになります。
ボードゲームは観察眼を鍛える
訓練になります。

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④記録を習慣にする

自然のものを記録します。

例えば

雲の様子を日々スケッチし
どんな風に見えたかを書きます。

アメリカを代表する19の博物館や
研究センターの本部である
スミソニアン・インスティチュートの
博物学者らが記録しているものと

子どもたちがつける記録と
何とほとんど変わらないそうです。

続けることで
自然の些細な変化に
気づけるようになります。

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観察日記は
夏休みの宿題として
ありますか?

朝顔の観察日記など。

実は

観察眼を鍛えるもの
だったのですね!

自ら考えて行動できる人に
なれるといいですね。

お読みいただき
ありがとうございます♪

※画像は、ちょうど1年前のもの。
自然の中にいると心が開放されます。