あらすじで埋める読書感想文からの卒業
【あらすじで埋める読書感想文からの卒業】
1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
日常生活の中から「気づき」をお届け
子育て講座認定講師の吉村です。
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夏休み
感想文に
気が重く
切羽詰まって
あらすじ埋める
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今の小学校の教科書を
じっくり見たことはないのですが
小学3年生の国語の単元で
「学校で好きな場所を紹介する」
という内容がありました。
国語なので
まず文章で書いてから
口頭で発表します。
話すのは得意だけれど
書くとなると書き出しに悩む
という方はみえませんか?
そんな時は
/
結論から書き出す
\
とスムーズに書けます。
えっ
結論は最後でしょ!?
と思われた方
それでは相手に思いは届きませんよ。
日本とアメリカの小学校で
作文指導の比較を行った
名古屋大学の渡辺雅子教授によると
次の文章の三部構成がポイント
といっています。
★はじめ
★なか
★まとめ
「はじめ」で
何を言いたいかハッキリさせる。
結論です。
「なか」で
理由を述べます。
「まとめ」で
「はじめ」の表現を少し変えて
繰り返す。
三部構成ですが
書く内容は「結論」と「理由」の二つ。
一例として下記の通りです。
(はじめ)
僕のお気に入りの作品は
図工の時に作った
チャイロスズメバチです。
(なか)
この作品を紹介したい理由は
二つあります。
一つは、かっこよくできたからです。
もう一つは、家の人に「すごい」と
言ってもらえたからです。
(まとめ)
お気に入りのチャイロスズメバチは
机の上に置いてあります。
では
結論でもある「はじめ」を
最後にもってきたら
どのような文章になるでしょうか?
(なか)
紹介したい作品があります。
理由が二つあり
かっこよくできたこと
そして、家の人に「すごい」と
言ってもらえたからです。
(まとめ)
その作品は机の上に置いてあります。
(はじめ)
僕が紹介したかった作品は
図工の時に作った
チャイロスズメバチです。
いかがでしたか?
最初に結論をもってくると
インパクトがあり
話を最後まで聞いても
最初の結論が頭に残りつつ
内容全体も忘れません。
それに対して
最後に結論をもってくると
聞き手は何の話か
想像しなければならず
結局、最後の結論しか
頭に残りません。
同じ内容でも
書き順により印象が
全く違ってきます。
あと1ヵ月で
小学校の夏休みが始まりますね。
宿題として
読書感想文が出る学校が
多いのではないでしょうか?
原稿用紙を埋めるために
本のあらすじを書くのではなく
文章の三部構成を意識して
書いてみてはいかがでしょうか?
その前に
子どもは書き方がわからないので
親のサポートが必要ですよ。
もっというなら
「まだ書いてないの!?」
と言うのは禁句です。
はぁ~
サポートね...
と気が重たい方
文章添削しますので
お気軽にお声掛けくださいね。
お読みいただき
ありがとうございます♪
※上記文章の一例は
息子の文章を借りました。