つらさに打ち勝つ!ために五感を働かせる

1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
日常生活の中から「気づき」をお届け
子育て講座認定講師の吉村です。

日常生活が当たり前に感じ

「何かいいことないかな?」
「全然いいことが起こらない」

などと思うことはありませんか?

実は

当たり前に過ごしている日常が
ありがたいことなのです。

しかし

人間は欲深い生き物なので
もっとより良くなりたいと
思ってしまいがちですが
考えてみてください。

「何かいいことないかな?」
と思い続ける毎日と

「朝顔が咲いた!」
というような小さな喜びを
感じる毎日

どちらが幸せそうでしょうか?

特別なことが起きなくても
小さな喜びを積み重ねた方が
幸せですね。

この小さな喜びを味わうことは


つらさに打ち勝つ力

にも繋がるのです。

ハーバード大学元講師の
ポジティブ心理学者
ショーン・エイカー博士によると

小さな喜びを味わうことで
ポジティブになれ

ストレスや不安に対する
強力な毒消し効果が
得られるとのことです。

生きていれば
楽しい事だけではなく
時につらい事も起こります。

考えたくないですけどね
つらい事なんて。

でも

つらい事もあるよと
認識しておくだけでも
起こった時の対応策を
考えることができます。

では

どうやって小さな喜びを
味わうのかというと


五感を働かせる

ことです。

五感とは

視覚
聴覚
嗅覚
味覚
触角

のことで
この五感を意識することで
小さな喜びを見つけやすくなります。

アメリカの多くの学校で
「レーズン・エクササイズ」
というのが取り入れられています。

やり方として

まず、ゆったりと座ります。

初めてみると仮定した
レーズンをつまみ
よく観察します。

形や色
触りごことや匂いを
確かめます。

それから口に含み
噛まずに舌の上で転がします。
風味や舌触りを感じます。

噛むのはそれからで
味わってから飲み込みます。

飲み込んでおいしかった
という間の過程も確認するために

喉を通って行く感覚や
お腹の中に運ばれていく様子

レーズンが血液になり
骨や筋肉に変わっていく様子まで
想像します。

一連の動作をゆっくりと
感覚を意識させます。

レーズンでなくても
梅干しや

子どもも好きそうな
チョコレートでも
試せます。

他には

「目隠しをして食べる」
ことです。

目から入る情報が
人間の感覚の8割を担っている
といわれています。

その視覚を遮断することで
他の感覚がより働くようになります。

例えば

スープが目の前にあるとして

見ただけで
かぼちゃスープなのか
コンソメスープなのか

味わうことなく
わかります。

しかし

カボチャスープといっても
カボチャだけでなく
他の食材も入っています。

ただ

カボチャ自体の味が濃いので
コンソメスープの方が
わかりやすいかもしれませんね。

意外にわからなかったり
自信を持って言えなかったり

いかに視覚に頼っているかを
実感できます。

そんな気づきが
小さな喜びとなり

何気なく感じる日常に
潤いを与え

つらさに打ち勝つ力もついたら
鬼に金棒!?ですね。

お読みいただき
ありがとうございます♪

※画像の何クッキーでしょうか?