子どもの自己肯定感を高める感情のコントロール方法

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家庭は子どもの自立サポーター
日常生活の中から「気づき」をお届け
子育て講座認定講師の吉村です。

子どもが親に頼むことは
親にとっては面倒くさい事ばかり。

でも

それって


二次感情からくるもの

なのです。

怒りの二次感情を
覚えていますか?

例えば

子どもの帰りが遅い

事故にでも遭ったのかなぁ...(心配:一次感情)

「ただいま」と帰って来る

「連絡ちょうだいよ!」(怒り:二次感情)

というように
感情が二段階あるのです。

つまり

怒りの二次感情は
自分都合なのです。

例の場合は

「心配したんだよ。
遅くなる時は連絡ちょうだいね」
と伝えれば

「お母さんを心配させたくない」
と子どもは気づくようになります。

ただ

二次感情の方が先に
口走りますよね(汗)。

これは意識することで
時間がかかっても変えられます。

前出の

子どもが親に頼むことは
親にとっては面倒くさい事ばかり

というのも同じで

その面倒くさいことを
やるかやらないかが
子どもの自己肯定感や意欲に
影響します。

例えば

子どもが学校で玉ねぎを収穫し
「今日の夕食にオニオンリング作って!」
と家に持ち帰ってきたとします。

どんな感情になりますか?

「今日、持ち帰ってきて
それもオニオンリングですって!?」

と作るのが面倒くさい気持ちに
なったとします。

これは二次感情で
その前に一次感情があるのです。

「大きな玉ねぎだね!」
「買わなくて助かるわ!」
など

「学校で収穫した」
ということに対しての
感情があるはずです。

二次感情が先にきてしまうと

「喜んでくれると思ったのに...」
と、また別の野菜を収穫したとしても

「きっとまた嫌がられる...」
と見せるにとどまってしまいます。

とはいえ

急に言われても困りますよね(汗)

そんな時は

「もう作る物が決まっているから
明日でもいいかな?」
と子どもに提案すればいいのです。
親の気持ちを伝えることも大切です。

声掛けの仕方が
子どもの自己肯定感や意欲に影響し

声掛けした側の感情も
コントロールすることができます。

ちなみに

オニオンリングは
我が親子の実例です。

持ち帰って来た日ではなく
翌日に作りました。
急に言われても困りますよね(汗)。

オニオンリングは
お店で食べたいなぁ(笑)。

お読みいただき
ありがとうございます♪