子どもが成長する上手な叱り方

1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
小学生家庭教育の学校が
日常生活の中から
「気づき」をお届けします♪

今の小学生の親世代は
叱られて育ちませんでしたか?

家庭で子育て方針が違うため
褒められて育ったかもしれません。

どちらかというと

「叱るが良い」

とされていた風潮がありました。

では

今はどうかというと
「褒めて育てる」
という風潮があります。

褒めることで
やる気をださせ
自信をつけさせ
チャレンジ精神を養う

といったように
自己肯定感を高めるためにも
褒めることを重視しています。

しかし

「しつけというのは
『ほめる』と『叱る』の両方あって
しつけになるのだと思う」

と東京大学の発達心理学者
遠藤利彦教授はいっています。

でも

叱られて良い気分には
なりませんよね。

うまく叱るには
どうしたらいいのでしょうか?

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1.深呼吸する

子どもがなかなか言うことを聞かない時
つい怒鳴ってしまうことはありませんか?

怒鳴ることがいけないとわかっていても
言うことを聞かない姿を見ると
怒りの感情が湧き出でしまうものです。

そんな時は
深呼吸をします。

深呼吸することで
心と体をリラックスさせる
副交感神経を刺激し

活発にする交感神経より
優位にして気持ちを落ち着かせます。

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2.人前で叱らない

人前で叱られた経験はありますか?

恥ずかしさと
自尊心を傷つけられた
という思いで頭がいっぱいになり
叱られた内容が頭に入りません。

周りに人がいない場所へ移動し
二人だけになった時に叱りましょう。

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3.人格を否定しない

本気ではないにしろ
「バカだなぁ」
と言ってしまうことも
あるかと思います。

子どもはあまりにも言われ続けると
「どうせバカだから何をしてもダメだ」
と努力をしようとしなくなります。

人格を否定するような言葉は
決して使わないようにします。

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4.理由は具体的に伝える

明治大学の臨床心理学者
諸富祥彦教授によると

「『なんで叱られているのか
理由は自分で考えなさい』は
親の手抜きでしかない」

といっています。

「ダメでしょ!」
と一言で伝えてしまいがちですが

「叩かれたら痛いからやめようね」
と何がいけなかったのか
また、どうしたらいいのかを
具体的に説明することで
子どもに理解させます。

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5.人と比べない

兄弟がいる場合

「お兄ちゃんだから」
「お兄ちゃんはできるのに」

などと比べることで
子どもは反抗的な態度になり
親の言うことを聞かなくなってしまいます。

実は

比べることは自分自身を
苦しめることでもあるのです。

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6.気持ちを落ち着かせる時間をもつ

気持ちが高ぶった状態では
何を言われても耳に入りません。

深呼吸同様
気持ちを落ち着かせることが
効果的になります。

欧米では

「ポジティブ・タイムアウト」
(前向きな小休止)

「シンキングタイム」
(考える時間)

と呼ばれる方法があります。

いったん立ち止まって
気持ちを落ち着かせる
時間をもつということで

時間の目安は

子どもの年齢✕1分

とされています。

その時

落ち着ける場所を
あらかじめ決めておきます。

気持ちを落ち着かせ
振り返りができることで
次回は繰り返さないよう
気をつけられるようになります。

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7.「勉強しなさい」と叱らない

内発的動機
外発的動機

という言葉をご存知でしょうか?

勉強が好きな子は
自分の興味のあることや
好奇心など内発的動機で
勉強している割合が多く

勉強嫌いな子は
先生や親に叱られたくないから
という外発的動機で
勉強している割合が多い

と「子供の生活と学びに関する
親子調査2015-2016」
(東京大学社会科学研究所・
ベネッセ教育総合研究所)
の調査結果で出ています。

「勉強しなさい」
と叱られるほど子どもは反発し
ますます勉強をしなくなります。

強制されると反発したくなり
断固として自分の意見に
固執することを
「心理的リアクタンス」
と心理学では呼びます。

親も深呼吸をして
気持ちを落ち着かせる必要が
ありますね。

お読みいただき
ありがとうございます♪