学力アップに繋がる「聞く力」とは

1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
小学生家庭教育の学校が
日常生活の中から
「気づき」をお届けします♪

人対人ではなく
SNSを通じたコミュニケーションが
一般的な現代において
現代の子どもに衰えている力が
あります。

それは


聞く力

です。

人の話を聞かずして
タブレット学習をしたり
セルフレジを利用したり
話すことや聞く機会が
グンと減っています。

「聞く力」がないことで
どんな不都合なことが
あるのでしょうか?

学習面においては
聞かなければわかりません。
わからないから楽しくなく
もっと知りたいという
好奇心が湧きません。

子どもの頃だからこそ優れている
音声を敏感に聞き取る力が
備わりません。
新しい表現や言葉を
習得することができません。

相手の話を聞けなければ
集中力が養われません。

また、待てずに途中で口を挟んだり
自分勝手に話していては
我慢力が身につきません。

自分が自分がと
気持ちを伝えたい思いが強い子ども。
相手の話を聞けなければ
共感することができません。

学力
表現力
語彙力
我慢強さ
共感力

聞く力ひとつで
5つの力を育むことが
できるのです。

では

どうやって聞く力を育めるのか?

子どもが話しかけてきた時
どのように聞いていますか?

子どもの顔を見ず
「そうだね」
と返事をしていませんか?

「子どもは親を手本にして育つ。
毎日の生活で親の姿こそが
子どもに最も影響力をもつ」

と『子どもが育つ魔法の言葉』(PHP文庫)
の著書ドロシー・ロー・ノルト博士は
いっています。

まずは

親が子どもの話を聞くことで
「人の話を聞く」
ということを学びます。

そして

本の読み聞かせも
「聞く力」を伸ばします。

最初は絵本から始め
成長とともに
長めの物語に移行します。

楽しみながら伸ばすには
言った言葉を相手にそのまま伝える
「伝言ゲーム」が有効です。

集中して聞いていないと
相手に伝えられません。

絵を使った方法もあり
例えば本を読む時
聞き手は耳が描かれてある絵を持ち
話し手は口が描かれてある絵を
目の前に置き
それぞれの役割を自覚させる
というものです。

「心の道具(ツールズ・オブ・ザ・マインド)」
というプログラムで
心理学者エレナ・ボドロヴァと
デボラ・レオンが開発しました。

目に見える形にすることで
よりわかりやすくなります。

「聞く力」が学力アップに繋がるなら
子どもの顔を見て返事をしてみませんか?

お読みいただき
ありがとうございます♪