子どもの将来の選択肢を狭める言葉

1話3分で読める!
子育てのイライラをふわっと手放す
日常生活の中から「気づき」をお届け
小学生家庭教育の学校
受講生のRyokoです。

 

朝の冷え込みは厳しいですが
日中の気温が二桁になると
だいぶ暖かさを感じました。

 

今日は
【子どもの将来の選択肢を狭める言葉】
というお話です。

 

日曜日の午前中は
ショッピングモールへ行く我が親子。
宿題をやってからというのが決まり。

 

何か特別に見たいわけでもなく
とにかくお出掛けがしたい息子。

 

それなのに

 

「塗り絵がしたい!」
と言いだし

 

パソコンで「特急はくたか」
と検索したものの見つからず。

他の「名鉄パノラマスーパー」
をダウンロードして印刷。
(名鉄とは「名古屋鉄道」の略)

色を塗り
お昼ごはんは家で食べないので
結局、ショッピングモールへ(笑)。

 

パン屋さんで食べ終わり
その後、鉄道模型コーナーを
見たのですが

 

自分が体験するわけでもなく
見ているだけでは
つまらなくなった息子。

 

時刻は12時。

 

「山に登りに行く?」
「行ったことのない図書館へ行く?」
「航空ミュージアムに行く?」

 

と提案するも

 

「今から行っても間に合わないと思う」
「図書館は行かない」
「飛行機は今、興味ない」

 

はい、見事に全滅。
チーン。

 

「じゃあ、帰るよ!」
せっかく提案したのにと
言い方がちょっと怒りっぽくなり

 

息子もますます不機嫌に。

 

車を停めてある
立体駐車場に向かう途中

 

「あっ、大っきな猫!」

 

と雑貨屋さんに飾ってある
大っきな猫の形をした
クッションを見つけた息子。

 

「見ていく?」

 

と聞くと
「うん!」
と元気に返事をし。

 

店内を見ていると
気になる物があったらしく

 

「僕、蛇の皮の財布がほしい」
「これ、ワニの皮の鞄かなぁ?」

 

さすが爬虫類好きな息子。
持ち物も爬虫類系がいいのね(汗)。

 

「そういえば、お母さん
ワニの皮で鞄作ったことがあるよ」
「えっ!?本当!?作って!」
「でも、もう鞄作りは止めたから
材料がなくて」
「えぇ〜また作ってよ! 今月中に」

 

さっきの不機嫌さは
何処へ行ったのか?

 

すっかり機嫌が直り
帰りにスーパーへ寄り帰宅。
時刻は14時。

すると

 

「友達が来て、
『○○君の家に行くから来て』
って言っていたよ」

 

というお父さんからの伝言を
聞いた息子は

 

「わかった!」
と、おやつを食べてから
友達の家に向かったのでした。
(おやつは欠かせない)

 

今回、機嫌が直ったポイントは

 


子どもの興味を
否定してこなかった

 

ことです。

 

いや〜
爬虫類は苦手ですよ。

 

蛇の皮の財布だなんて
止めてくれですよ(笑)。

 

言いますよ
「そんなの止めてよ」
と。

 

ただ

 

強くは否定しません。
強く否定しないので
他への興味も持てます。

 

昨日のお話と繋がりますが
人は否定されると
反発したくなります。

 

親が好まない事に
子どもが興味を示したら
「ずーっと続いたらどうしよう」
と心配してしまいますよね。

 

ただ

 

息子を見ていると
好きは続いているけれど
興味の対象は増えています。

 

興味の対象が増えると
将来の選択肢も増える
ということになります。

 

そして

 

中学生以降に助かることも
あります。

 

そのお話は明日に。

 

お読みいただき
ありがとうございます♪