なんで勉強しなきゃいけないの?と聞かれたら
1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
小学生家庭教育の学校が
日常生活の中から
「気づき」をお届けします♪
Z世代の小学生は
わからないことがあれば
「調べる」ではなく「検索する」
いわゆるネット頼り。
となると
勉強しなくてもいい環境で
成長しているともいえます。
そもそも
勉強する意味がわからない
と言っても過言ではありません。
そこで
/
なんで勉強しなきゃいけないの?
\
と聞かれたら
なんと答えますか?
そんな今回は
名言集をお送りします。
----------
勉強は自分の窓を開けるということです。
学ぶことで今まで見ていたものとは違う
何かを見ることになります。
視界を広げるために学ぶのです。
教育・子育てアドバイザーの
鳥居りんこさんが
藤沢市の聖園女学院中学・高校の
校長ミカエル・カルマロ神父に
問いかけたところ
上記の答えが返ってきたそうです。
広い視野で世界を見るために
勉強するのです。
----------
「未知なる状況に接しても
狼狽(ろうばい)することなく
道理を見極めて対応する能力」こそ
どんな状況の中でも「生きる力」であり
それを引き出すことこそがeducationの
本来の意味だといえるのではないでしょうか。
だとすれば大人がすべきことは
子どもに「生きる力」を授けることではなく
子どもの「生きる力」を引き出すことであると
いえるはずです。
※引用元:おおたとしまさ(2013年)
『子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?』,日経BP社
つまり
/
生きる力を引き出すこと
\
と教育ジャーナリストの
おおたとしまさ氏は述べています。
educationの語源はラテン語の
docere(引き出す)という説が
あるそうです。
----------
お母さんは世界のたくさんのことを
知ってほしいのです。
それが大きくなって大人になった時に
生きていく上でとても役に立つ事を
知っているのです。
たくさん勉強して、たくさん遊んで
できるだけたくさんの事を知ってください。
そして、大人になったときに
いらないものは自分の判断ですべて捨てて
残ったものがあなたが勉強したものです。
※引用元:やまざきひろし(2018年)
『答えのない道徳の問題 どう解く?』,ポプラ社
これは将棋棋士の羽生義治さんが
「どうしてお母さんは嫌いな勉強を
おしつけてくるのか?」
という子どもの疑問に対して
答えたものです。
生きる上で
役立つものは何かを
選択するのではなく
できるだけたくさんの事を知って
その中から役立つものを選ぶのです。
----------
現代っ子に
「なんで勉強しなきゃいけないの?」
と聞かれたら
/
好奇心や思考力
表現力を伸ばすため
\
と東京大学名誉教授で
教育学者の汐見稔幸先生は
答えています。
テストで良い点数をとることが
良いとされていた昭和の時代と違い
自分の言葉で表現する手段を
身につけることが大切なのです。
----------
「勉強ができるできない」
ではなく
「1ヵ月前の自分と比べて
今の自分は成長したか」
というように
人と比べるのではなく
自分の成長のために
勉強するのです。
そう思うと
単にテストで
100点をとることが
全てではなく
間違いから学び
次回はどうすればいいのか
振り返ることで前進するのです。
成長するには
失敗が必要不可欠なのです。
----------
始めから興味の幅を狭めてしまうと
好きなことを極めたい時に
思考力や表現力がなければ
成長することができません。
チャンスがきた時に
逃してしまうかもしれません。
「なんで勉強しなきゃいけないの?」
と聞かれた時の答えは
まとまりましたか?
お読みいただき
ありがとうございます♪