【活動レポート】令和6年度 福岡県庁主催京築地域未来の地域リーダー育成プログラム

目次

地域の中学生たちが未来のリーダーとして成長するための4日間!

京築地域の中学生を対象に行われた

「京築地域未来の地域リーダー育成プログラム」は、

地域に縁のある講師陣による講義や多彩な体験活動、

グループワークを通じて、

リーダーとしての心構えやスキルを育む合宿型のプログラムです。

今年も参加者たちが多くの学びを得て、大きく成長しました!

4日間の活動内容を具体的にご紹介しますね。

1日目:緊張をほぐし、第一歩を踏み出す

初日は、参加者同士の親睦を深め、プログラムのスタートを飾る重要な一日です。

  • 開講式
    サン・グレードみやこでの開講式では、各市町教育長が参加されました。記念撮影を行い、生徒たちは緊張の中にも期待に胸を膨らませていました。
  • オリエンテーション」&「リーダーシップ論」
    午前は、「信頼を築くリーダーの基本姿勢」をテーマに講義・体験がありました。生徒たちは「地域を支えるリーダーになるには?」という問いに向き合いました。
  • 車いすバスケットボール」&「段ボールものづくり」
    午後は、車いすバスケットボールや段ボール工作を通じて、異なる視点から地域活動の魅力を学びました。
    「初めての体験でしたが、多くのことが学べました!」と参加者の声もありました。

2日目:課題に挑み、アイデアを深める

2日目は「課題解決」の視点を学ぶ1日。各講義や活動を通じて、地域への理解を深めました。

  • 講義:「地球環境と私たち」
    松岡麻利子氏が「殿川とホタルを守る会」の事例を紹介され、地域環境保全の重要性を学びました。
  • 講義:「もっと知りタイ!」
    プーンシリ・ナタオーン氏がタイの文化を通じて国際交流の魅力を伝える講義をしてくださいました。「文化の違いを尊重することが大切」というメッセージに、多くの生徒が感銘を受けていました。
  • グループワーク
    各講義の内容を基に、課題解決策をさらに深める作業を行いました。生徒たちは自分たちの考えを具体化し、次のステップへの準備を進めました。

3日目:九州大学で未来への視野を広げる

九州大学伊都キャンパスを訪れた3日目は、学術的な視点と現場の経験を融合させる1日でした。

  • 講義:「川づくりと自然環境の魅力」
    林博徳氏による講義で、川の生態系や自然環境の保全活動の重要性を学びました。生徒たちは「環境を守ることが未来をつくる」ことに気づいたようでした。
  • キャンパスツアー&ワークショップ
    九州大学の施設見学や大学生との交流を通じ、進学への意欲や将来への視野を広げました。
  • 発表準備
    夜にはこれまでの学びを整理し、最終日の発表に向けて準備を行いました。生徒たちの集中した表情が印象的でした。

4日目:成果を共有し、新たな一歩を

最終日はこれまでの学びを発表し、リーダーとしての第一歩を踏み出す感動の一日でした。

  • グループ発表:「私たちが目指す未来の京築地域」
    各グループが「地域で実現したいこと」をテーマにプレゼンテーションを実施しました。質疑応答では保護者や教育関係者からの質問にも堂々と対応し、成長を感じさせる場面が多く見られました。
  • 閉講式
    修了書が手渡され、参加生徒たちは自信と達成感を胸に解散しました。

未来を担うリーダーたちへ

本プログラムを通じて、

中学生たちは地域や自分自身と向き合い、

新たな発見と成長を遂げました。

「自分たちで地域を変える」という志を持った彼らが、

これからの京築地域をより明るく力強いものにしていくことでしょう。

来年度のプログラムにも期待が高まりますね!