親子の溝を作らないために広げなくていいこと

1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
日常生活の中から「気づき」をお届け
子育て講座卒業生のRyokoです。

昨夜

「明日は学校休むって言わない」

と学校嫌いな我が息子が
珍しいことを言い。

というのも

学校で
「お楽しみ会」
があるとのこと。

3学期も
今日を含め残り2日。

学級の行事を
楽しみにしているところが
小学3年生らしくて可愛いなと
思いました。

さて

お一人さま登校3日目の今朝。

慣れたもので
「横断歩道は気をつけて渡ってね」
と伝えれば

「大丈夫。見守り隊の人がいるから」
とのこと。

保護者の当番で
横断歩道の所に立つ
月1回の旗当番はありますが

それとは別に
ボランティアの方が
見回ってくださります。

「大丈夫」
なのですが

一緒に歩いていると
「前を見て!」
という場面もあります。

どうやら
子どもというのは
視野が狭いらしく。

今日は
【親子の溝を作らないために広げなくていいこと】
というお話です。

先日
学校へスクールカウンセラーの方との
相談に行き

「息子はダメな人間だと
言うこともある」
「自己肯定感が低め」
というお話をしました。

そこで


これから視野が広がって
自分だけじゃないんだ
ということがわかるように
なりますね

とアドバイスを
いただきました。

一瞬

「同じ空間にいるのに
視野が狭いって?」
と理解できなかったのですが

あぁ~
子どもは目の前しか
見えていないからね

と納得しました。

お出かけの時
駅に向かって一緒に歩くと
「前を向いて!」
と何度か伝えます。

横を見たり
振り返ったりすると
すれ違う人に
気づかないのです。

何で気づかないのか
不思議に思うのですが
どうやら息子だけではなく
子どもというのは
フラフラするもので(笑)。

なので

子どもの死亡原因に
交通事故が上位にあげられます。

子どもが気をつけるのはもちろん
運転者側も安全運転を
心がける必要があります。

となると

同じ空間にいても
子どもの世界と
大人の世界は見え方が違い

子どもは狭い世界で
過ごしているということに
なります。

「どうして?」
「しっかりして!」
と親が言ってしまうことは
時に子どもにとって理解できない
こともあるのでしょう。

また

「あの人は変わっている」
と思うのは自分基準であり

相手も自分のことを
「あの人は変わっている」
と思っているのです。

つまり

自分以外は
みんな変わった人(笑)。

「どうして?」
と問い詰める前に

「前の人にぶつかるよ」
と状況を教えてあげることが
大切です。

子どもの視野を
広げなくていいのです。

ささいなすれ違いが
大きな溝を作りかねません。

逆に言えば

ささいなすれ違いがなければ
良好な関係でいられるのです。

自分基準ではなく
相手への思いやりを。

親子関係だけでなく
職場の人に対しても
いえますね。

さて

お楽しみ会は
楽しかったかな?

お読みいただき
ありがとうございます♪

画像は「撮るなよ~」と
母に向かってきている場面。
最近、撮るのを嫌がり(泣)。
電車の前ではにっこにこ(笑)。