まだ間に合う!夏休みの計画の立てかた

1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
日常生活の中から「気づき」をお届け
子育て講座認定講師の吉村です。

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計画を
立てたはいいが
挫折して
理想ではなく
現実を見よ

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今日は7月31 日。
もう8月に突入しますね!

夏休みは長いと思いきや
意外にあっという間に
時間は過ぎ

「宿題が進んでいない!」
「自由研究を決めていない!」
「読書感想文の本を読んでいない!」

など慌てることになったり(汗)。

となると

「毎日ダラダラしてるからでしょ!」
「仕事から帰ってくる前にやっといて!」

と親子喧嘩になったり!?

そんな今回は


計画を立てて
親子喧嘩なし

という内容でお送りします。

まず

なぜ計画を立てるのがいいのか
というと

提出日に間に合うように
という他に


実行機能が伸びる

からです。

実行機能とは

脳の行動や思考
感情を制御する働きで

生まれもった能力ではなく
訓練すればどんどん伸びるそうです。

ただ

ぐんぐん伸びる臨界期があり
幼少期から思春期にかけてです。

「子どもの実行機能を育むのは
社会の最も大切な責任である」

とハーバード大学子ども発達センターは
表明しています。

それほど重要である
ということですね。

そして

子どもが計画を立てればいいのかというと
親が土台をつくることが大事だそうです。

以前、料理について書いた時と同様
どうやら小学生の場合は

「親と一緒に」

がポイントのようですね。

では

一緒に計画を立てるには
どうすればいいのかというと

子どもに一日、何をするのかを
書き出してもらいます。

親も同じように書き出します。

ここでポイントとなるのは
親の姿を見せること

つまり

親が計画を実行していく姿を
見せることです。

そうすることで

子どもの実行機能が伸びる
といわれています。

それから

内容は具体的に書くことです。

例えば

「宿題」

と漠然と書くのではなく

「漢字ドリル」
「計算プリント」

など具体的に書くことで
何をやるのかが明確になります。

「漢字にしようかな...やっぱ計算にしよ」
という迷いがなくなります。

また

それぞれの行動に
どれだけの時間を要するか
ということまで考えます。

というのは

子どもに時間の感覚が
発達していないためです。

だから

普段、終わりが見えず
次の行動に移せない
のかもしれないですね。

と、ここで忘れてならないのは

「行動を振り返る時間」

です。

振り返ることで
できたところは褒め

できなかったことは
次に計画を立てる時に
活かすことができます。

まだ間に合う計画つくりを
親子でしてみませんか?

お読みいただき
ありがとうございます♪

※夏休みの日誌を頑張る我が息子。
苦手な漢字も無理なく進めています。