子どもを自立させたいのなら過保護に育てる

1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
日常生活の中から「気づき」をお届け
子育て講座認定講師の吉村です。

「過保護」

という言葉を聞くと
どんなイメージを持ちますか?

過剰な保護
子どもを甘やかす

など
個人的に
あまり良いイメージを
持てず。

確か数年前に
過保護をテーマにした
ドラマがありました。

ここで間違えてならないのは


過保護と過干渉は違う

ということです。

どちらも似たような
意味に感じますが

実は


過保護に育てると
子どもは自立する

といわれているのです。

ちょっと驚きませんか!?

一体どういうことなのか?

まず

「過干渉」とは
親の理想や期待を
子どもに押しつけることです。

昨日の記事にも書きましたが
親の価値観を子どもに押しつけ
親の理想像を子どもに託す。

メディアなどで活躍する
公認心理師の
佐藤めぐみ氏によると

過干渉の親心の奥に
「自分が思い描く
理想の子どもに育てたい」
というコントロール願望が
潜んでいるといっています。

一方

「過保護」とは
親が過剰に子どもを
保護することです。

「過剰に保護したら
自立しないのでは?」
と思ってしまいそうですが

精神科医の
故・佐々木正美氏によると

「過保護は自立の芽を育て
過干渉は自立の芽を摘む」
と断言しています。

過保護は決して悪いことではなく
親が子どもの欲求に応えることで
子どもの目標が達成されやすく
満足感から自然に自立へと
向かうのです。

前出の佐々木氏によると

「問題なのは怠惰な放任か過干渉で
過保護なことではありません」
といっています。

教育学が日々、研究され
新しいモノが出てきているならば

心理学も日々、研究され
新しい概念が生み出されています。

親世代が言われてきたことが
今の子どもには当てはまらない
こともあります。

子どもは親からたくさん認められて
自立への道に向かいます。

親の価値観を押しつけられ
「自分は違うんだ!」
と親に反発心を抱いてしまうと
自立するどころか
人間関係でトラブルを
起こしがちになります。

子どもの気持ちを大切にして
自立の芽を育てたいですね。

それにしても

昨日の記事にも書きましたが

どうして獣医さんを選ばないのか
どうして爬虫類を好きになったのか

我が息子の進路を獣医さんに
したいところですが


大好きな爬虫類への道を
渋々(!?)応援するのでした。

お読みいただき
ありがとうございます♪