子どもの自己肯定感を下げてしまっている言葉

1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
日常生活の中から「気づき」をお届け
子育て講座認定講師の吉村です。

「自己肯定感が低い」
という言葉は
現代ならではなのか

「うちの子は自己肯定感が低く」
ともよく聞きます。

自分に自信が持てず
「もうダメだ」
とすぐ思ってしまう。

ならば

「あなたは素晴らしい人間よ」

と褒めて存在承認しようも
それでは子どもに伝わりません。

なぜなら

「素晴らしいってどういうこと?」

と具体的な褒めが
ないからです。

では

何をどう褒めたらいいのか?

特別なことが起きなくても
日常生活の些細な事に
褒めポイントがあります。

例えば

料理で油を使い切ったけど
あと数滴出てくるのではと
容器の瓶を逆さまに
立てておいたとします。
(↑こんなことやりますか?)

それを見た子どもが

「何で逆さまになっているの?」

と聞いてきたらチャンスです!


よく気づいたね!
何でって疑問に思うことが
とっても大事なんだよ!

見て何も思わなくても
全然、問題ありません。

ただ

物事の変化に気づくということは
頭を活性化させます。

「以前は何があったっけ?」
「どうして変わったんだろう」

など
記憶をさかのぼり
瞬時に頭の中を整理させます。

それから

知らずしらず
親が自己肯定感を
下げてしまっている
ことがあります。

それは


昨日できたことは
今日もできて当たり前

という思いです。

例えば

子どもが

「今日は自分でお弁当作るよ!」

と言ったとします。

さらに

「明日も作るから6時に起こして」

と嬉しい一言が加わったとします。

子どもが言った通り
翌朝6時に起こすと

「やっぱママ作って」

と言われたら
どう思いますか?

「自分で作るって言ったのに」
「昨日は作れたのに」
「こっちは毎日作ってるんだよ」

という言葉が
子どもの自己肯定感を
下げるのです。

わかります
自分で言ったことは
やろうよと。

ただ

完璧な行動は疲れます。

長い目で見て
最初は目標設定を低くし
徐々に上げていくと
子どもの「できた」が増え
親もイライラが減ります。

なぜか

親は完璧な行動が
できなくても

子どもには完璧を求めて
しまうんですよね(汗)。

ゆとりがあった方が
自己肯定感は上がりますね。

お読みいただき
ありがとうございます♪

※お弁当のおかずのお肉を焼く息子。