男女で違う!?ほめ方と叱り方のコツ
1話3分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
小学生家庭教育の学校が
日常生活の中から「気づき」を お届けします♪
男女平等
男の子らしく
女の子らしく
と区別しない
女性の管理職を増やす
など
男女の区別なく
一人の人間として生きていく
という現代の流れの中
どうしても変えられない
部分があります。
それは生まれ持った
男女の違いです。
違いがあるからこそ
性別があり
変えられない部分を
無理やり変えようとしても
逆効果になります。
ならば
その男女の違いを
上手に活かした方が
生きやすくなることがあります。
それが
/
ほめ方と叱り方
\
なのです。
女の子は
言われたことをサッとやるのに
男の子は
全くやる気配がない
なんてことはありませんか?
全ての子にあてはまるわけでは
ありませんが
一般論としてお聞きください。
----------
まず叱り方として
男の子には
回りくどい言い方は逆効果
と私立鴎友学園名誉校長
吉野明先生はいっています。
男子校と女子校の朝礼での
先生の注意の仕方を比べると
わかりやすいそうで
男子校の場合は
「山田、座れ!」
というように
名前と行動がワンセットになり
女子校の場合は
「ちゃんとして!」
といった声掛けで伝わるそうです。
ということで
男の子に対しては
具体的かつオーバーに
伝える必要があります。
----------
勉強面では
男の子は
好きな科目しか
興味を示さないため
苦手な科目に対しては
粘り強く言い聞かせる
必要があり
女の子は
苦手意識を持つと
自己評価が下がってしまうため
まず得意な部分を褒めて
自信をつけさせること
と進学塾VAMOS代表の
富永雄輔氏はいっています。
----------
生活面では
男の子は
プライドを持っているため
人前で恥をかかせないようにすべき
とNPO法人子育て学協会会長の
山本直美さんはいっています。
例えば
店内を走り回る男の子を注意する時
「何やってるの!走り回らないの!」
と注意するのではなく
人目につかない場所に連れて行き
「ここで走り回っていいのかな?」
と問います。
子ども自身に走り回った行動について
考えさせる声掛けをします。
女の子は
本能的に人と比較してしまうため
叱る時は人と比較しないことが
ポイントです。
あらゆる場面で
「できているのか、できていないのか」
「これでいいのか、これではいけないのか」
というように状況を意識する傾向があります。
わかっているのです
女の子は自分の状況を。
人と比較せず
「わかっている」
という前提で声掛けをします。
----------
コミュニケーションに関しては
男の子は
粘り強かったり
かたくなに拒絶するため
親としては押されそうですが
毅然とした態度で接する必要がある
と子育て心理の専門家
佐藤めぐみさんはいっています。
親が子どもの態度に押されてしまい
一貫性がなくなると
「言っていることが違う!」
と隙をついてくるのでご注意を。
一貫した指示を出しましょう。
女の子は
物事を客観的に見ることができるので
自分ができていないことをわかっているのが
女の子の特徴。
そのため
わかっていることを伝えるのではなく
「手伝ってくれると助かるな」
「やってくれるとすっごく嬉しいな」
とお互いのコミュニケーションをとるように
しましょう。
----------
いかがでしたか?
一般的な違いを知っておくだけでも
「どうしてこうなるのか?」
という疑問が納得に変わります。
何事も知ると楽になりますね。
お読みいただき
ありがとうございます♪
※男の子で虫捕り好きが多いのは
昔、狩りをしていたからかも
しれませんね。