【活動報告】TJC主催 講習会を開催しました 〜体験から理論へ、学びを深める〜

このたび、TJC教育サポート主催による講習会を開催しました。
「体験」と「理論」の両面から、アドベンチャープログラムを深く学ぶ日となりました。
目次
体験からスタート!3時間の体験活動
アドベンチャープログラムの核となる体験活動を3時間たっぷり実施。
参加者は、グループでの活動を通して、自分自身や仲間の反応を観察しながら、関係づくりのプロセスや安全な挑戦のあり方を実感しました。
体験後には、FA研修でも学んだ「体験学習サイクル」や「CSPゾーン」「ふりかえりの意味と方法」など、基本理論について参加者自身が説明し合う形式で確認しました。





理論を学ぶ時間へ
以下のような内容を中心に、アドベンチャープログラムの理論を体系的に学びました。
- シークエンスの組み方
- グラバス(場の見取り)とアクティビティの種類
- ルーブリック評価表の活用
- グループダイナミクス(集団の成長過程)
- アドベンチャーウェーブ(学びの深まり)
- LOP(学びの機会)とSOP(安全確保)
事例をもとにグループでシークエンスを組み、その意図やねらいを共有。
講師や他チームからのフィードバックを受けて内容をブラッシュアップし、より深い理解へとつなげていきました。



学びの先に広がる未来へ
参加者の多くが、「頭がパンクするほどの情報量だった」と話すほど、内容の濃い講習となりましたが、だからこそ得られた手応えも大きかったようです。
「なぜこのアクティビティを選ぶのか」「どんな順番で行えば、より深い学びになるのか」――そうした問いに真剣に向き合いながら、自分で考え、仲間と学び合う力が育まれていきました。
今後、こうした講習を受けたメンバーが、実際に子どもや地域の方々に向けてレクリエーションやアドベンチャープログラムを展開できるようになることは、TJCにとっても大きな喜びです。

おわりに
私たちTJC教育サポートは、今後も学び手とともに成長しながら、社会にとって本当に必要な「対応力・自発力・挑戦力」を育む活動を広げてまいります。