【活動報告】FA研修を開催しました 〜体験から学び、仲間とともに成長する〜

先日、ガールスカウト・BBS・DIC・県民会議・その他ボランティアの皆様など、20名ほどの方々にご参加いただき、FA研修を実施しました。
今回は2グループに分かれての実施となりましたが、それぞれのグループが自分たちのペースで学びを深める時間となりました。

目次

大切にしたのは「体験からの学び」

今回の研修では、アドベンチャープログラムを通じて以下のような学びのキーワードを体験的に取り入れました。

  • 体験学習サイクル(体験→ふりかえり→一般化→応用)
  • CSPゾーン(Comfort/Stretch/Panic の3つの学びの領域)
  • 自ら選ぶチャレンジの姿勢
  • 「いいあした」をつくるための関わり方

初めてこのようなプログラムに参加される方も、経験のある方も、それぞれが「今、自分はどんなことを話せば、自分にもみんなにも学びがあるだろう?」と考えながら発言している様子が印象的でした。
それぞれが自分でチャレンジを選び、自分なりの成長を掴もうとしていた姿勢が、プログラムをより豊かなものにしていました。

仲間との関係が、学びを深める

研修が進むにつれ、参加者同士の関係も深まっていきました。
その過程では、意見のすれ違いや感情の揺れ(ストーミング)も生じましたが、それこそが本当の学びの始まり。

みんなでルールや関わり方を話し合い、共通理解を築くことで、最終的には「スパイダー」と呼ばれる協力型のアクティビティで、一人ひとりが支え合いながらゴールを目指しました。
土台になる人、声をかける人、それぞれが役割を自分から選び、仲間と共に前進する姿が見られました。

今後の広がりへ

研修後、ガールスカウトの方から「ぜひ子どもたちにも体験させたい」とのお声をいただき、アドベンチャープログラムの実施依頼もいただきました。
今後は、県庁主催のプログラムや企業研修などへの展開も視野に入れ、より多くの人々にこの学びの機会を届けてまいります。

おわりに

私たちTJC教育サポートは、これからも「対応力・自発力・挑戦力」を育む学びの場を提供していきます。
体験を通じて人とつながり、自分自身を深めていく。そんな学びの輪が、社会全体に広がることを願っています。