自立を目指すなら子育てをやめよう!!
こんにちは。
自立教育コンサルタントの深山翔平です。
今回は子育てをやめようというお話です。
「子育てをやめよう」と言うとなんかちょっと強烈な言葉に聞こえるかもしれないんですけど
「子育て」と「教育」の違いを知って頂いて
「子育て」をやめて「教育」に変えていきましょう!というお話をさせていただこうと思います。
私は、「子育て」と「教育」って明確に違うなと自分の中では思っていまして、
「子育て」って子どもが死なないために
「食べて」「寝て」「排泄して」をさせてあげるもの
だと思ってるんですね。
つまり赤ちゃんがやっていることをお世話してあげるようなイメージです。
赤ちゃんって食べたり、安全に寝たり、オムツを変えて清潔にしたりっていうことが自分でできないですよね。
大体、幼稚園生ぐらいの頃から自分でできるようになっていって、小学生に入る前までにはある程度のことが自分でできるかなという風に思います。
それと違って「教育」っていうのは
「生きていくためにそして生き残っていくために必要な能力を身につけること」
だと思うんですよ。
例えば昔だったら、食べ物を手に入れるための「狩り」
それから「家づくりの知識能力」
そして「トイレを作ったり衛生的に保ったりするためのやり方」
なんてのを子どもに教えて行かなきゃいけなかったわけです。
ですが、「お金」というものが登場してきて、お金で色々なサービスを買えるようになったことで、狩りとか家づくりとかっていうのは絶対的にやらなくてもよくなってきたんですね。
でも逆にお金を使ってサービスを手に入れるようになってきた時代においては、
お金を手に入れるための教育をしておいてあげる必要
があるわけです。
じゃあ今お金を手に入れるための教育には何があるのかと言った時に、
「勉強」が一つあるわけですね。
だからこそ小学生になると義務教育ということで勉強が入ってくるわけです。
子どもたちに関しては勉強する権利ということになってますけど、親は普通教育を受けさせる義務というものがあるわけです。
じゃあその勉強のさせ方っていうのを大事にしていかなきゃいけないんですが、上から目線で「あれやりなさい」「これやりなさい」「宿題やりなさい」って言っても、子どもたちは聞かないんですね。
これはまた時代が変わってきているという別の話になってきますけれども、
大事なのは家庭の中でも「子育て」と「教育」の違いを理解して
子育てを卒業して教育をやっていきましょう
ってことなんですね。
子育てって親が生きてる限りはいつまでもやってあげることができるんです。
生きることそのものをサポートしてあげるっていうイメージです。
教育になるとそれを一人でもやっていけるようにしておくことなので
親が何でもやってあげようと思わなくてもいいんですね。
特に小学生ぐらいになってきたら、もう親が何でもやってあげようと思ってなくてもいいんです。
家事もそうですし、例えば子どもの暇な時間があるからといって習い事を詰め込んだりとかそんなこと考えなくていいんですね。
家事が一番わかりやすいのでそれを例に出すと、
まず子どもにさせてみる事が非常に大事になってきます。
それをサポートしたりどんなふうになるか教えてあげたりすることが「教育」ですよね。
子どもが一人でもやっていけるようにしておくことが大事なのですが、
最初は結構大変なんですよ。
子どもに教えたりとか子どもが全然できないものを注意しなきゃいけなかったりする部分もあるわけですし、見守っておかなきゃいけない部分もある訳ですし結構大変なんですよ。
それが教育なわけなんですけども、大変なのでここで諦めてしまうお母さんが多い・・・・
ですが、それを乗り越えて子ども1人でもできるようになるともう楽ですね!!!
家庭の中でも子どもがやってくれるようになりますし、子ども自身もそういう能力が身についている状態なので将来とても楽になるんです。
そうすると子どもを褒める機会が増え、自己肯定感もあがり、勉強に対するやる気も出てくるんです。
子どもが大人になって一人で生きていくためには何が必要?ということから逆算して考えてもらうと、今やっている「子育て」という考え方から「教育」をして自分で出来るようになっていくという考え方を持っていていただきたいなという風に思うんですね。
そのためにどんなサポートをしていくかっていうことを考えてみてあげて欲しいと思います(^^)/
最後にご案内です。
私達は「小学生リーダーシップ講座」という小学生にリーダーシップをお伝えするようなオンラインの講座を開催しておりま。
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どういう感じかとかどのように進めるかというのもホームページの方を見ていただけると分かりやすいかなと思いますので皆さんのご参加をお待ちしております。
それではまた次回お会いしましょう。
ありがとうございました。