本の読み聞かせでストレスが減る
1話1分で読める!
家庭は子どもの自立サポーター
小学生家庭教育の学校が
日常生活の中から
「気づき」をお届けします♪
「本の読み聞かせは良い」
と聞きますが
具体的にどういう効果があるか
ご存知ですか?
心を落ち着かせ
言語能力や想像力
情緒を育む
という効果が学術的に
明らかになってきています。
脳の深部には
「大脳辺縁系」
という部分があり
感情や意欲
本能に関することを
司ります。
日本大学大学院の
認知神経科学者であった
泰羅雅登教授は
「心の脳」
と表現し
心の脳を育むことで
こわい
悲しい
楽しい
うれしい
といった感情が
わかる子どもに育つ
といっています。
また
読み聞かせは
子どもに対しての効果だけではなく
読み聞かせの時間が長いほど
母親の子育てに対するストレスが
低くなる
と脳科学者である
川島隆太教授の調査で
明らかになっています。
読み聞かせによって
言語能力だけではなく
親子のコミュニケーションが
落ち着いたものとなります。
では
読み聞かせは
具体的にどのようにすれば
いいのでしょうか?
必ずしも
寝る前にしなければならない
ということはありません。
読み聞かせる側も疲れ切り
子どもより先に寝てしまった
ということはありませんか?
10分ほど手を休められ
義務的にならず
毎日、同じ時間帯にすることで
習慣化します。
寝る前が良いとされているのは
静かな環境になるからでもあります。
テレビや音楽の音は消して
気が散らない環境で読み聞かせます。
例え、周りに視線がいったとしても
子どもは聞いていたりするため
イライラして途中で止めず
最後まで読んであげます。
読み方としては
物語が想像できるよう
ゆっくり、かつハッキリと
読みます。
1冊読み終えると
飽きないように
次の本に移りたくなりますが
気に入った本であれば
何度でも聞きたくなるのが
子どもです。
二度目になるとより内容が理解でき
面白みや気づいた点が出てくることも
あります。
そもそも
読み聞かせというと
小学校低学年までの
イメージではないでしょうか。
子どもは13歳くらいまでは
「読む力」より「聞く力」
に長けている
とアメリカのロングセラー
『できる子に育つ魔法の読み聞かせ』
(筑摩書房)
の著書、ジム・トレリースは
いっています。
聞く力によって
心を落ち着かせ
言語能力や想像力
情緒を育む
心の脳を健全に育むことで
学習、思考、言語などの
脳の高度な機能に関係する
「大脳新皮質」が発達する
と前出の泰羅教授は
いっています。
本の読み聞かせは
ストレスを減らし
落ち着いた心を
育むことができますね。
お読みいただき
ありがとうございます♪